戸建住宅をきれいな状態に保つために必要なメンテナンスのひとつに、外壁塗装があります。年数が経つにつれ塗装がはがれてしまうなど、塗りなおしの作業が必要になってくるのです。
外壁塗装を依頼する際、手軽に問い合わせられるのはハウスメーカーや営業会社です。しかし、実は塗装職人直営の会社に依頼した方が、価格面、品質面でメリットがたくさんあることをご存じでしょうか。
今回は、職人直営会社に塗装作業を依頼する魅力をご紹介します。
価格がハウスメーカーなどよりも安い
大手のハウスメーカーは家を建てるだけではなく、メンテナンス作業も行っています。外壁塗装もそのひとつ。連絡先なども調べやすいなど、問い合わせをしやすいというメリットがあります。
しかし、外壁塗装をハウスメーカーに依頼するには、大きなデメリットもあります。
ハウスメーカーに外壁塗装を依頼した場合、ハウスメーカーが作業をおこなうのでは無く、実際に作業を行う下請け業者へ発注するため、中間マージンが発生するのです。一般的に、作業費用の6〜7割程度が中間マージンとなって差し引かれると言われています。
一方で、塗装職人直営の会社の場合、中間マージンがかかりません。実際に作業を行うのもその会社に所属する職人になるので、ハウスメーカーなどより割安で依頼することができるのです。
仕上がりの品質が良い
大手のハウスメーカーであれば、高い品質が保証されていると思われがちです。しかし、実際に作業を行うのは下請けの業者ですので、技術面でばらつきがあるのが実情です。
先にあげたように、ハウスメーカーは中間マージンなどを差し引いた金額を、下請け業者に支払います。下請け業者は、最低限必要な費用より安価で工事を引き受けざるを得ないこともあり、結果として手抜き作業になることがあるのです。
一方で、職人直営の会社では適正価格で受注していますから、価格相応の技術できちんと対応してくれます。また、技術の高さを売りに営業しているのが職人直営の会社です。品質への信頼を重要視して作業を行ってくれますから、安心して任せられるのも特徴です。
職人が現地調査するため最良の提案ができる
外壁塗装やメンテナンス作業を行う場合、現地での打ち合わせがセッティングされます。大手ハウスメーカーの場合、この打ち合わせに立ち会うのはメーカーの営業担当者です。実際に作業を行う職人ではありません。
そのため、壁などがどのような状態で、どのような修理・施工が必要なのか見極められない場合が多くあります。
ハウスメーカーはあくまで業者の手配を行うのみです。作業を請け負った職人が現場を見て「こんな状態は聞いていない」と、最適な作業ができないことも起こりえるのです。
しかし、職人直営の会社の場合は、この打ち合わせに職人が出向き、現場の状態をしっかりと把握します。専門知識と技術をもった職人であれば、作業に取り掛かる前にきちんと状態を見極められるので、最適な施工方法を提供できるのです。
まとめ
大手ハウスメーカーなどは職人直営会社と比べて知名度が高く、問い合わせもしやすいのが特徴です。しかし、満足のいく仕上がりを約束してくれるかというと、必ずしもそうではないのが実情です。
職人直営の会社を探すには、インターネットなどでリサーチすることが必要になりますが、確かな技術を持っており、品質面でも信頼できます。結果的に、割安でクオリティの高い塗装を依頼することができるのです。
外壁塗装をお考えの方は、職人直営の会社に依頼することを考えてみられてはいかがでしょうか。