塗装って必要なの?

大切なお住まいを長く快適に過ごすために、 定期的な塗り替えをおすすめします

壁や屋根は知らない間にどんどん傷んでいます

ふと、あらためて家を見回すと外壁が色あせてきたな…と思うときはないですか? 壁や屋根は、雨や風にさらさせ、太陽の紫外線を浴び、知らない間にどんどん傷んでいます。前回の塗り替えから5年以上経過すると、徐々に塗膜が劣化します。ひどくなると塗膜が剥がれて、そこから雨水が侵入してもろくなるなど外壁にダメージを与えて雨漏りの原因になるため、定期的な塗りなおしが必要です。

外壁塗装のメンテナンスで家の寿命がかわります

放置しておくと、後に大規模な補修工事が必要になり高額な費用がかかってしまいますが、早めにメンテナンスすることによって、家の寿命が延び、トータルで考えると低コストで済みます。マイホームを持ったら定期的な塗り替え計画を立てることは大変重要です。

外壁がキレイな家は資産価値も高まります。
カラーベスト屋根の傷み
屋根も紫外線を浴び年々劣化

こんな症状はありませんか?

家の外壁にこのような現象が現れたら、塗り替えのサインです

ひび割れ

カビ・藻

ふくれ・剥がれ

チョーキング

お家のまわりをぐるっと回って、外壁などの様子を観察してみましょう。
まず、外壁表面のひび割れやふくれや剥がれはもちろん、外壁を触って白い粉が付く(チョーキング)ようであれば、それは外壁の塗膜が劣化している証拠です。また、カビや藻の発生は、美観を損なうだけでなく外壁の寿命を縮めます。手遅れにならないうちに塗り替えるのが、お住まいを快適に保つ秘訣です。できるだけ早い機会の塗り直しをおすすめします。

また、前回の塗装工事から数年経過しているようであれば、1度ご自分の目で調べてみるのもよいでしょう。よくあるケースとして、家の外壁にこのような現象が現れたら、塗り替えのサインです。

取材協力:リフォーム楽楽通信2013年3月号写真掲載/(株)リフォーム産業新聞社発

塗り替え費用について

塗り替えは使用する塗料や柄(模様、意匠)、塗装面積(広さ)、家の痛み具合(劣化状況)によってさまざまです。
ご自分でみてイマイチよく分からない、とくに屋根の勾配が厳しい場合、昇り降りは危険ですので、実際に塗装業者に家を見てもらい、見積もりを作ってもらったり、調査診断してもらうのもいいでしょう。
なるべく多くの情報を集めて、「こんな感じ」という希望をはっきりと整理し、質問事項を準備しておくのも方法です。

塗替えの耐久性と塗装費用のイメージ図
(一般住宅:外壁面積150㎡の場合)

最適な塗装業者の選び方

たくさんある塗装業者の中から、1社を選ぶのは大変難しいところです。しっかりとした現地調査せず、大ざっぱな見積もりをする業者は危険です。またそのようなケースは追加請求や手抜き工事の恐れもあります。まず、契約前に工程がメーカーの仕様どおり組まれている見積もりかどうか、よく書面と説明を確認することが大切です。

見積もり内容に納得がいかない場合は、1つ1つ面倒がらずに質問することが大切です。しっかりと100%自社施工できる業者であれば、さまざまな実績や経験から、長年の豊富な知識でより的確にお客様のお住まいの状況に合わせたきめ細やかなアドバイスをしてくれるはずです。

お客様のご質問や相談に的確な回答ができ、納得できる内容であれば、その塗装業者が最適です。その場では上手く回答してくれなくても、後日きちんと調べた上で回答してくれるようであれば、親身で誠実な塗装業者といえるのではないでしょうか。

見積書は一般的に次の内容から成り立っています。

1.仮設工事費

【足場】工事を行う際、作業員の作業台や通路となる仮設物。とくに屋根塗装のときには足場がなくては材料や塗装機材を上まで上げられず、作業員の安全性も悪くなり、現場での事故につながる危険性もあるので、必要な内容です。

【養生】周囲に傷や汚れがつかないよう、ビニールシートなどで保護することです。
2.塗装工事費(材料費含む)

【洗浄】水を高圧で噴射し、カビなどの外壁や屋根などの汚れを除去します。

【下地調整・補修】仕上げ材となる塗料が密着して施工に適するよう、外壁や屋根などの素材に併せた材料で下地を整えたり、雨漏りや欠損、劣化が激しい部分を補修する工事です。

3.その他必要諸経費

【安全管理費】現場管理費ともいいます。廃材や施工する上で発生したゴミを処分したり、現場施工作業に関連する安全具(マスク)等の費用です。